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パンデミック以降、入学試験において、SAT, ACTがオプショナルになる大学がふえてきました。オプショナルにすることで、今まで受験をあきらめていた生徒が、受験をするようになり、大学側は受験生が増えたのを好ましく思っているようです。今後もこの傾向は継続していくようです。
Neither required or recommendedとはっきり書いてある学校は、SAT, ACTなどのテストスコアを考慮しません。UCは、2024年までTestBlindになっています。(入学試験にSAT, ACTのテストスコアは考慮しません。ただし、テストスコアを提出することもでき、それは入学後のコースプレイスメントには考慮されます。つまり、高得点を取っておくと数学や英語のコースで上級者コースを履修できるということです。) 2024年以降は、UC独自のテストを作る予定です。
問題は、Considerd but not required(Optional)と書かれている大学です。
これらの学校を受ける予定のある生徒は、SAT, ACT最低でもどちらかを受けておくべきです。理由は、よい点数をとれたなら、入学審査に有利になるからです。
では、よい点数とは?それは、”過去の合格者の平均を超える75パーセンタイル”に入っていることです。
例えば、過去の合格者の平均点がSAT1350点であれば、それを大幅に超える点数を取っていれば、合格点判定にかなり有利となります。
逆に合格者の平均点以下であれば、提出しない方がよいでしょう。
ちなみに、MITやGeorgia TechなどSAT or ACT Required(テストスコアをていしゅつしなければならない)の大学もあるので、確認しておきましょう。
また、テストスコによって奨学金獲得に有利に働く場合もあります。各大学の入試要項を確認しましょう。
また、日本の大学を受験する際にはSATスコアの提出が必須の大学が多いですので、こちらも併せて各大学の入試要項を確認しましょう。